自己責任原則に適した公金の確実かつ有利な方法による運用を図るため，次のとおり津山広域事務組合公金管理(保管・運用)方針を定める。

2　基本原則

(1)　資金状況の把握

公金の運用に当たっては，各公金(歳計現金・歳入歳出外現金・基金等)の管理状況をできる限り詳細に見通した上で，合理的な運用期間の設定や運用商品の選択を行う。

(2)　安全性の確保

ペイオフ解禁に伴い，完全な元本保証を得ることが困難となったことを踏まえ，公金の運用に当たっては，元本の安全性の確保を最も重視する。このため，金融機関の経営情報の入手・分析や安全性の高い金融商品での運用に努める。

また，公金の預金先金融機関に対し，組合債等の借入金債務が存在する場合には，当該金融機関が経営破綻した際には，預金債権との相殺を行うことによって公金の確保を図る。

(3)　収益性の向上

安全性を最優先とする運用を行う中で，可能な限り利回りが最大化するよう努める。

3　準用

前各項に定めるもののほか，別に定めがあるものを除き，公金運用の基本的方針等については，津山市公金管理方針(平成14年4月1日)に基づくものとする。

4　付則

この方針は，平成14年4月1日から適用する。